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就職活動 [LIFESTYLE : Career]

先日、光栄なことに “ 新卒採用の面接官 ” を仰せつかりました。

正直、一度やってみたいと思っていました(笑)。
なので、人事からの依頼に、即答で 「 OK です 」 と伝えました。

と言うのも、私の会社の一次面接は、若手社員が面接を担当するんです。

新社会人はなんだかんだ、年齢の近い先輩社員とともに仕事をしていきますからね。
採用のとっかかりは、まず現場の若手社員が一緒に働きたいと思うかどうかのようです。
(当然ですが、その後しっかりとマッチングを図るようです(笑)。)

昨今は、“ 超 ” 就職氷河期と言われて久しいですね。
学生にとっては気の抜けない、しょっぱなから背水の陣を迫られる状況 ( なんでしょうか ) 。。。

このような中で 「 学生がどういう経験をし、これから何をしたいと考えているのか。 」
学生の “ 生の声 ” を 面接で聞くことができるのは、私のキャリア形成にとっても貴重な体験であると捉えていました。

私は正直、「よっぽど酷くなかったらみんな通してあげたい」と思っていました。
ですが実際には、そうもいかない事情がありまして、、、
“ 絶対評価 ” をしたとしても、順番を付けなければならないのです。

そんな中、私が採用面接官を経験し、感じたことを記してみます。
因みに、就職協定上、4/1 に面接などの採用活動が一斉解禁になるんですね。
なので、学生さんの中には、「 御社が初めての面接ですので、少し緊張しております。 」
と言う方もいらっしゃいました。

私としては、そう言う学生さんでもなるべく “ 潜在的な能力を図りたい ” と思ったのですが、
しっかりと自分の意見を言えている学生さんを差し置いて、通すわけにもイカナイシ。。。


さて、私が感じたこととして、

・面接に来た学生さんはみなさん優秀であった。

・こちらの質問に対し的確に答えている学生が評価が高かった。

・目的意識を持った学生とそうでない学生の間に差が見られた。

・大学での研究の位置づけ、社会への貢献を考えている学生とそうでない学生の間に差が見られた。

・企業に入ってから何をしたいかが明確な学生とそうでない学生の間に差が見られた。

・ほぼ全員が 「 海外で仕事をしたい! 」 と言っていて驚いた。

・TOEICの点数が非常に高くて驚いた ( 平均したら、800 点は超えていそうな勢い)。

・面接トークであったとしても、「 御社が第一志望です 」 と言うべき。


こんなところでしょうか。。。

“ 最近の学生は内向き志向 ” なんて話を無責任なマスメディアを通じて聞いていたので
「 全然、そんなことねーじゃねーか! 」 って非常に驚きました!!

上に挙げた事柄は、あくまで私の主観となりますが、もしこの記事を読んでくださっている
学生さんがいらしたら、少し参考にしてみて下さい。
今回の私たちの合否判定は、ホントに紙一重のところで優劣を付けざるを得ませんでしたから、、、
( 絶対的に能力があっても、相対的に順位付けをしなければなりません。。。 )
極ちいさな心がけ一つで、面接官に与える印象は変わってくると思います。


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